川越の「蔵の街」はいろいろなお店が立ち並び、見ているだけでも楽しめる街です。

メインの通りも良いですが、小脇にはいろいろなスポットへ通じる小道があります。
1,しあわせ稲荷小路(いなりこうじ)
その中の一つに「しあわせ稲荷小路」という道がありました。


2,しあわせ稲荷(いなり)
そこを進むと[しあわせ稲荷]という小さなスポットがあります。
夜でしたがライトアップされているので、場所自体はすぐにわかりました。


平日水曜日の夜に訪れましたが、
ライトアップされていてとても綺麗で神秘的なスポットでした。
3,しあわせ稲荷の詳細
鳥居(とりい)
石の鳥居と、朱色の鳥居が重なって建てられています。
元々は石の鳥居だけだったんでしょうか。


稲荷宮(いなりみや)
白くてかわいらしい稲荷人形がたくさん祀られていました。
ライトアップも相まって、かわいさと神秘さがある空間でした。




手水舎(ちょうずや/てみずや) (※手水舎ではないかも?)
※ちょっと背が低いので、もしかしたら手水舎ではないかもしれません。

御神木
鳥居の前に、太くてデッケェ御神木がそびえています。

立て看板
「幸すしのお稲荷さんである「幸すし稲荷」は、~」とあります。
幸すしのお稲荷さん・・・?どういうことだってばよ・・・?


[本宗稲荷]とも言うらしい。
・・・はて?
<名前の経緯(多分)>
1,初代「幸すし」の長島宗次郎さんが、笠間稲荷の宇迦之御魂神を勧請した。
境内にはもともと大きな楠(くすのき)の御神木があったため、[楠稲荷(くすのきいなり?)]と呼ばれていた。
↓
2,その後、平成3年(1991年)5月に御堂を修理した際に、
本町に住む藤田信明という方が新しい名前を揮毫(きごう:筆で文字を書くこと)した。
(名前を付けた的な感じでしょうか?)
それ以降、この稲荷は[本宗稲荷(ほんそういなり)]として祀られるようになった。
↓
3、さらにその後、最初の看板にある、
「お参りした方に幸ごとが続出したため、
いつの頃からか「幸せ稲荷」と呼ばれるようになりました。」の通り、
「幸せ稲荷」の愛称で親しまれるようになった。
要約すると、
①最初は[楠稲荷(くすのきいなり)]と呼ばれていた。
②[本宗稲荷(ほんそういなり)]と命名された。
③お参りした人たちが続々とめっちゃ幸せになっていったから[幸せ稲荷]の愛称がついた。
みないな感じだと思います。
●参考1:Omairi 本宗稲荷神社の見どころ
https://omairi.club/spots/93956/point?post_id=1275360
●参考2:さくらん散歩 「本宗稲荷神社」歴史やご利益、授与品についてや境内の様子をご紹介!
https://sakuran-sanpo.com/honsouinari
●参考③:神社人 本宗稲荷神社
https://jinjajin.jp/modules/newdb/detail.php?id=9439
休憩処(ベンチ)
座るスペースもありました。
カップルは並んで写真を撮ったりするんでしょうか?
じゃあ来てるカップルはもう願い叶ってんじゃねえか!!!
「末永く一緒にいれますように♡」的な感じですかね!!!


絵馬
ハートの形の絵馬がたくさんありました♡

動画(Movie)
[しあわせ稲荷小路]から[しあわせ稲荷]までの道のりです。
(夜なので道中の映像がちょっと暗いです。)
こちらは[しあわせ稲荷]の全体をざっくり撮影した動画になります。
ライトアップ空間なのもあって良き良きでした。
御利益
元々この神社は
茨城県の笠間稲荷の宇迦之御魂神を勧請したとのことなので、
[笠間稲荷神社]の主なご利益は、[五穀豊穣、商売繁盛、金運、などなど]とのことです。
[しあわせ稲荷]の佇まいや絵馬の形を見るとすごいカップル空間でしたが、
元の神様は商売繁盛系の神様のようです。
でもなんか恋愛にも効いてそうな空気がすごいです。
※[勧請<カンジョウ>]・・・神や仏の分身、分霊を他の土地(地)に移して祭ること、らしい。
●[宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)]ってなんぞや??
→五穀豊穣系の神様のことでした。
引用元:東京都神社庁
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/qa/jinja_saijin/10/
稲荷神社の御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)(倉稲魂神)で、「宇迦」とは食(うけ)の意味であり、食糧をつかさどり、稲の成育を守る神さまです。狐が稲荷神社の使いとされた理由としては、御祭神の別名である御饌津神(みけつかみ)のその文字に、狐(ケツネ=キツネの古語)を使い三狐神(みけつかみ)と記したことによるといわれていますが、これについては諸説があります。
まとめ
「幸ごとが続出」っていう謳い文句のフレーズ、正直好き。
是非みんなも行って「幸ごとを続出」させてください。
【場所】
本宗稲荷神社
〒350-0063 埼玉県川越市幸町10