この前、警備の仕事の為に、東京の国立市へ行きました。
運よく仕事が午前中で終わったので、近くにあった谷保天満宮に行ってきました。

その日記を書こうとしたところ、ふと「…天満宮ってなんだ?」と筆が止まりました。
「神社っぽいのに何で神社じゃないんだろう?」と。
「天満ってなんかオシャレだな。満天の星空と関係あるのか?」と。(関係はない。)
俺は天満宮の意味も知らずにお参りをしてきてしまったので、
ザックリと調べることにしました。
そして、調べても結局忘れちゃうだろうから記事にしちゃおう…と。
というわけで、神社の種類のザックリまとめ記事になります。

ベースになった参考リンク:
» 神社の社号って何?神宮・宮・大神宮・大社・神社・社_お宮参り東京フォトコラム

以下からは、種類の解説になります。
とくに順列的なものはありませんが、
せっかくなので上位存在順っぽく並べてみました。(わかりやすさを優先しました。)

①【神宮】(じんぐう)

最も格式が高い社号。
主に皇祖神(天照大神など)や天皇・皇室ゆかりの神社に与えられる特別な称号。
例:伊勢神宮、明治神宮、平安神宮など。

②【宮】(みや・ぐう)

神宮に次ぐ社号。由緒ある人物や神を祀る神社に用いられる。
今回行った谷保天満宮はここにあたる。

例:東照宮(徳川家康)、天満宮(菅原道真)、八幡宮(八幡神)など。

③【大神宮】(だいじんぐう)

伊勢神宮(皇大神宮・豊受大神宮)の御祭神を祀る神社に用いられた呼称。
東京大神宮は「伊勢神宮の遥拝殿-ようはいでん-※」として創建され、「東京のお伊勢さま」として知られる。
船橋大神宮(意富比神社)など、他地域にも「大神宮」と呼ばれる神社が存在する。

※伊勢神宮を遠方からお参りするための建造物なのに、なんで「『大』神宮」なの?
 →「神宮」より「大神宮」の方が強そうだが、神宮>=大神宮のパワー関係である。
  では「大」は何なのか?
  伊勢神宮の格式・尊さを示す尊称みたいです。
  「偉大な伊勢神宮の神々をここでもお祀りします」というニュアンスで付けられた称号と言えます。

  遥拝殿だからといって、下位に属しそうな「小神宮」になるわけではないんですね。
  現代人の直感的には、ちょっとわかりづらい命名かも。
  けど、「ここは偉大なる伊勢神宮の神々を祀ってるんやで!」の意味での
  「『大』神宮」ということであれば納得です。

※遥拝殿(ようはいでん)
 山中や遠方にあって直接参拝が困難な奥宮やご神体、または本拠地から遠く離れた場所(遥拝所)で、
 対象を拝むために設けられた建物のこと。
 今回の例で行くと、本来は伊勢神宮へ参って拝みたいところだが、
 それは遠すぎる(できた当初は、交通手段が徒歩とか馬だからね)ので
 別の場所でも現地へ参ったのと同様の効果を生む建物として東京大神宮があるとされる。
 
 なお、東京大神宮の公式サイトでは、「遥拝殿として創建された」とあるが、
 現在は伊勢神宮の神々を分霊して祀っているとのことで、
 ちゃんと神様がいる神社になってるそうです。
 (遥拝殿には神様はいない。
  イメージとしては、そこでお祈りをすると、
  お祈りが現地の伊勢神宮にテレポートされるイメージ。)

④【大社】(たいしゃ)

古くは出雲大社のみを指したが、
明治以降は地域の中核や全国的に崇敬を集める神社にも用いられるようになった。
大社を名乗る神社の多くは、全国に分社を持つ信仰系統の「総本社」のことらしい。

例:出雲大社、伏見稲荷大社、春日大社など。

⑤【神社】

最も一般的な社号。特別な格式称号(神宮・宮・大社・大神宮など)を持たない標準的な呼び方。
日本全国の神社の大半がここに該当し、特別な称号を付けていない普通の神社、という意味合いが強い。
稲荷神社とかもこの形を取る。

補足:主な祭神系列(信仰の系統)

稲荷系列(稲荷神社/稲荷大明神)

宇迦之御魂神(商売繁盛・五穀豊穣)の系列。
多くが⑤の「稲荷神社」で、総本社だけは④の「大社」に属する「伏見稲荷大社」の2種類がある。

宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)は、
日本神話に登場する五穀豊穣・商売繁盛の神様のことで、
全国の稲荷神社の主祭神として「お稲荷さん」の愛称で親しまれており、
食物や稲の霊力そのものを象徴するとされています。(wikipediaコピペ)

八幡系列(八幡宮/八幡神社)

八幡神(応神天皇 -おうじんてんのう- )の系列。
武運・国家守護。多くが②の「八幡宮」に属する。
八幡神(はちまんしん)は、日本全国に約4万社ある八幡宮・八幡神社の主祭神。

八幡神-はちまんしん-は、
第15代応神天皇(誉田別命-ほんだわけのみこと-)と同一視され、
武家の守護神として「弓矢八幡-ゆみやはちまん-」の武神信仰を集めたほか、
厄除けや安産の神としても広く信仰があるらしい。
勝負強くなって厄除けもして安産も見守るのスゴイ。

天満系列(天満宮/天神社)

菅原道真公-すがわらのみちざねこう-(学問の神)を祀っている。
多くが②の「天満宮」に属する。
菅原道真公は幼少の頃から天才と呼ばれていてめっちゃ頭が良かったのに、
政争に巻き込まれてとんでもなく不遇な人生を送ったらしい。
(右大臣にまで上り詰めた後、藤原氏の陰謀により無実の罪で左遷され、大宰府で亡くなったとされています。)
よく学問関係の合格祈願で○○天満宮・○○天神の名前が挙がるのはこのためっぽい。

私も高校受験の時には、東京の亀戸にある亀戸天神に行ったよ。
受験当日の行きのバスで、あんま得意じゃなかった理科の問題集を眺めてたんだけど、
それとおんなじ問題が出て1問拾えたよ。
神頼みが通じたのかはわからないけど、足掻くもんだね。(唐突な自分語り)

大明神

神様への尊称のことで、社号とは別らしい。
なので上の序列には組み込まなかった。
稲荷大明神・春日大明神など、神仏習合期※の影響が強い呼び方。

神仏習合(しんぶつしゅうごう)って何さ?

 簡単に言うと、
 「元から土着していた日本の神道(神様)」と「外国から入ってきた仏教の仏様」を
 「同じもの」として一緒に拝んでいた時代のこと。

 この結果、
 神様は仏様の化身(=権現)である
 と考えられるようになり、
 神様にも仏教由来の尊称が付けられた。

 その尊称のひとつが 「明神」「大明神」
 「明神」は「輝く神」「優れた神」という意味で、
 もともとは仏教側の尊称だったものが神様にも使われるようになったらしい。
 仏様に「『○○神』って感じの尊称つけたいな」って感じで誕生したのが
  「明神」「大明神」の呼び方。(だと思う。)

 つまり「大明神」という呼び方は、
 神仏習合によって “神様+仏様のミックス文化” が生まれた結果の名称とのこと。

奈良・平安時代から始まって、
明治政府が「神様と仏様を分けなさい(神仏分離令)」と命令するまで、
約1000年続いたらしい。

「明神」について、まだよくわからん?超砕けていうとこんな感じ(だと思う)

神仏習合の時代、神様と仏様は同一視されて、
「仏様が日本に現れた仮の姿として、神様が祀られる」 という考え方が広まりました。
(これを 本地垂迹説 -ほんじすいじゃくせつ-と言うらしい。)

当時の思想では、
“仏が本体(本地-ほんじ-)、神はその仮の姿(垂迹-すいじゃく-)” とされていたので、
ざっくり言うと ベースは仏様扱い だったわけですね。
(あくまで当時の思想ね!)

「仏様の仮の姿が神様」という流れです。
そして、特に尊い神様を 「明神(大明神)」 と呼ぶ習慣が生まれました。

「明神」は

  • 輝く神
  • 優れた神 という意味で、もともとは 仏教側の尊称

つまり、

仏様 → 日本に来ると神様の姿になる → その神様をさらに尊く呼ぶために “明神・大明神” と付けた

という流れらしい。

当時の人(´・ω・) 「仏様=神様か・・・神様呼びの時にも、何かいい感じの尊称(そんしょう)が欲しいな・・・」

当時の人( ˙ω˙ ).。o(輝く神…明るい神様…)

当時の人(´▽`*)「明神やな!」

って感じ?
(あくまでイメージだけどこんな感じ、だと思う。)

時代の流れを辿ると「仏教が主、神道が従」という時代もあったそうで、
詳しく調べると解説が長文すぎて、私はここで思考を止めた。

どのページを見てもめちゃ長くて目が泳ぎます。
歴史に興味がある人はいろんなページを調べてみてね。
 
 例(wikipediaより):
  日本土着の神祇信仰(神道)と仏教信仰(日本の仏教)が融合し、一つの信仰体系として再構成された宗教現象。

この記事、辞書を名乗っておきながらwikipediaのリンクを貼るの前代未聞だろ(呆れ)
辞書の風上にも置けないぜ!ヾ(≧▽≦)ノ

参考リンク:
神社・社・大社・神宮・宮・明神・権現の違いと神社のランク – 入見神社

「神宮」「大社」「神社」の違いとは?名称と旧社格を一次資料から整理する基礎知識 | kamiyose

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